決起会、歓送迎会、お花見、プロジェクト終了の打ち上げ、忘年会、新年会……などなど、会社ではことあるごとに飲み会が行われます。
誰もがお酒を飲むのが好きですから……といった理由だけではなく、飲みニュケーションという名前も付いているとおりそこが社交の場であり、上司と部下の大事なコミュニケーションの場であるから、という理由ももちろんあります。
そんなコミュニケーションの場で愛されるか嫌われるかは、そのまま会社や仲間内での評判に直結します。
ここでは「愛されやすい人」「可愛がられやすい人」が持つ特性とコツ、また「嫌われやすい人」が持つ悪いクセなどについてまとめました。
1.飲み会で「愛されやすい人」って?
(1)周囲にさりげなく気配りができる人
無礼講の雰囲気も手伝い、どうしても飲み会は普段よりも気遣いができなくなってしまうもの。普段から気遣い上手な人でも、飲み会になると“友達といる時の自分”のようにふるまってしまいがちです。
そんな時だからこそ、
「無口な人を放っておかずに活発なコミュニケーションをとった」
「酔いつぶれた人をつきっきりで介抱した」
「率先して先輩や上司の注文をとった」
といった気配りを積極的にすると好印象を抱かれやすいですね。
(2)男気に満ち溢れた人
飲み会とはいわずもがな、酔っ払いの集まりです。
お酒の上でのちょっとしたいさかいなどは頻繁に起こりがちです。
「酔った先輩に絡まれた後輩をうまく助ける」
「同僚同士や上司同士の口論を仲裁した」
などといった飲み会ならではのトラブルから逃げずに立ち向かう姿は勇ましく、男気に満ち溢れています。
特に女性陣からの好感度が上がるでしょう。
(3)空気を読んで盛り上げる人
空気が固く重くなってしまった時に、身を挺して場を楽しく盛り上げようとする人にも好感度は集まります。
うまく自虐ネタを放り込んで場を明るくする、といった機転を利かせた行動も人間力が評価されるポイントだと思います。
2.飲み会では必ず守りたい最低限のマナー
(1)敬語を使う・礼儀正しい態度を取る
最低限の礼儀であり、もうこれさえ絶対に抑えておけばほとんどトラブルらしいトラブルは起こらないだろう、というのが「敬語関連の礼儀」です。というか、これきっかけで問題が勃発することの多いこと。。。
今夜は無礼講で!とか言っていても、まあ基本的に絶対敬語は崩してはいけません。
(2)飲み過ぎない・飲ませ過ぎない
飲み過ぎる人って往々にして、後輩や(下手すると上司にも)飲ませるんですよね。しかし社会人たるもの、自分の節度を知った上で行動する、ということも最低限のマナーです。
飲み過ぎ・飲ませ過ぎにはくれぐれも注意しましょう!
(3)悪口を言わない
飲んだ勢い、酔った勢いで口が滑ると、まあ翌朝には大いなる後悔とともに目覚めることになります(笑)。
これを酒の上でのことと笑って済ませてくれればいいけれど、決して怒らせてはいけない人を怒らせてしまって、下手をすれば昇進に関わるようなことに発展しないとも限りません。
3.飲み会で「嫌われやすい人」って?
(1)説教くさい人
「過去の栄光・武勇伝をこんこんと語り続ける」
「会話の上げ足をひたすら取って“俺って頭がいい”アピール」
「普段は寡黙なのに酔うと説教モードにすぐ入る」
圧倒的に上司→部下が説教のパターンですが、同期であっても優秀な人が説教キャラになりがちです。
すごく嫌われるので注意しましょう。
(2)ネガティブ発言の多い人
お酒を飲んだ上でのネガティブ発言。どこにでもある話ではありますが、“お酒に酔っている”ということをネガティブ発言するための大義名分にしている人、多すぎますよね。
本人の前で悪口を言い、いない当人の陰口を言う。陰口は連鎖します。どんどん自分の居場所を社内で無くしてしまいます。
4.何より絶対にやっちゃいけないのは、セクハラ
5.つまり、「うまく気配りできる人」「お酒に飲まれない人」
周囲に気遣いができる、それはつまり“場の空気に呑まれず、自制心をもって行動できる人”ということになります。
お酒の席で、それはなかなか難しいよ……と言いたい気持ちはわかりますが、そういうシーンだからこそ同僚との差をつけ、一目置かれるチャンスでもある、ということですね。