1.自分にとってリアルなテーマを設定しよう

あなたが好きな友達は誰ですか?
あなたが好きな食べ物は?好きなイベントは?
もし焼肉に目がないのなら「肉を食べようの会」、カラオケが大好きなら「バブル期の名曲を歌いまくろうの会」といった感じで、自分が好きなこと・得意な方面で会の催すことって大事です。その方が共通の友達も集まりやすいし、会も盛り上がりやすいですから。
ちょっと背伸びをしたテーマでもいいですが、あまりにも背伸びしすぎると、自分も一体その会で何をすればいいのかワケがわからなくなってしまい、周りだって楽しめませんよ。
2.「誰を呼ぶか?」ということを最も大切に

「どんな会を催すか?」ということ以上に、「誰を呼ぶか?」は大事です。幹事はその会を盛り上げる、という義務があります。だとしたら単純に「この人を呼んだら盛り上がるだろうな」「この人を呼んだら会が華やかになるだろうな」という人からまず優先的に声をかけて、会のコアメンバーを組みます。
そういった華やかな人というのは必ず呼び水になりますから、幹事さんが単体であちこちに声をかけるよりも効率的です。「あ、あの人が来るなら行ってみようかなー」となるからです。
3.案内状に凝ってみよう

案内状に凝る、といっても装丁やデザインに凝るわけではありません。凝るべきは書く内容です。
いつも幹事を任される多忙な名幹事ほど、案内状や案内メールはすごく丁寧です。送られる相手(って、男女の別はもちろん、幹事さんとの関係もそれぞれ異なりますよね)の身になって、送られる側がどれだけ気持ちよくなるか。どれだけ、その人に来てほしいと感じているか。案内状って、言ってみればラブレターのようなもの。ラブレターって、よっぽど嫌な相手(笑)でもない限り、もらうとときめくものですよね。そしてラブレターって、コピペで作るものではありませんよね。少々言葉は悪いですが、きっちりと案内状を作った方が、参加者のコントロールはしやすいです。ドタキャンとかしづらくなりますからね。
4.断りやすさを演出するのも幹事の務め

「いかにあなたに来てほしいか」を熱く書いた案内状も大切ですが、熱い言葉のみ羅列しすぎてしまうと相手も断りにくくなってしまうもの。だから末尾には「お仕事お忙しいと思いますので、都合が悪ければご無理なさらず!」という気遣いの言葉を入れましょう。「楽しいイベント」とは、「また行きたくなるイベント」と同類項です。内容がいかに楽しくても、プレッシャーをかけてしまっては元も子もありません。
5.人をつなげるのが幹事の役目

まずは会を催すことの目的について。
当然のことですが、何より「参加者全員に楽しんでもらう」ということを目指しましょう。たとえばそれが合コンなどの場合、ついつい「自分よりイケメンじゃないメンツを!」「自分より可愛くないコを!」って感じでメンバーを選んじゃいませんか?でも考えてみれば、もしルックスも内面も自分より冴えないメンツが集まったら、当然会の満足度も士気も下がり、もう二度とそのメンバーで集まる機会はなくなるかもしれません。
何より忘れてはならないのが、参加したメンバーには当然独自のネットワークをもっており、そのイベントがきっかけでまた新たな出会いが生まれるかもしれない、ということです。つながりがまたつながりを生み、そこからまた新たな幸せが生まれるのだとしたら、幹事としての冥利に尽きるのではないでしょうか?
ということで幹事の心得五か条をまとめてみました。結局は「参加者を主役にする・参加者を楽しませる」ことを最優先して考えればいい、というわけです。まずは気楽なイベントからはじめてみましょう!