1.女性がメンバーにいる場合の場所

幹事さんがビアガーデンの会場を抑えることができるなら、行くメンバーがどんなメンツかによって候補がいくつかあると便利です。男性ならまずあまり考えることはないですが、参加者に女性が複数いる場合、屋根やテント、木陰などがある会場を選びましょう。昼からやっている店ならなおのことですが、夏は夕方でも日差しは強いです。強い日差しからしっかりとガードできる場所について調べておくとよいでしょう。
2.予算をおおよそ決めておく

実はビアガーデンって意外と高い店が多いんです。いつもの居酒屋で飲んでいる感じでガンガンいって、会計の時にゾッとすることもしばしば。飲み放題のないビアガーデンなら特に要注意です。開放的な雰囲気がお酒をすすめてしまうんですね。そうならないためにもおおよその金額は決めておいたり、事前に徴収しておくと変に会計時にトラブったりすることもありません。
3.置いてあるお酒の銘柄について

ビアガーデンにもいろいろと種類があります。
(A.)キリンやアサヒなど、固有のビールメーカーが提供している会場
(B.)飲食店やデパートが開催している会場
(C.)地ビールや輸入ビールなど、テーマごとのビールが提供される会場
……まずはこういったところ。
中には「キリン党」「アサヒ党」といった感じで固有のメーカーのファンもいますので、参加者の好みをある程度知っておくと選定もしやすくなります。また、ビールが好きではない人も中にはいるので、チューハイやソフトドリンクが充実していることも選択の基準になるでしょう。
4.食べ物の持ち込みについて

お店によってはかなり開放的で、ビールさえ買ってくれたら食べ物の持ち込みOK、というところもあります。ところが昨今では、もろもろ食中毒などの問題で持ち込みを禁じる場所も増えました。オープンスペースで開放的なお店であっても、スナック類やおそうざいなどの持ち込みは基本的にやめておきましょう。
5.トイレ施設が充実している?

どんなイベントスペースでも、女性トイレはどうしても混みがちです。大会場の場合は、特に。席を確保するならば、あらかじめトイレのそばを狙いましょう。なお混雑しがちな人気店なら、近隣の施設やビルのトイレを借りられる場所がベストですね。
6.雨具は準備した?

梅雨が明けたとしても、ビアガーデンが盛んなシーズンは天気も崩れやすいもの。夕方前からスタートし、夜遅くまで飲み続けるような長時間の場合、天気予報をチェックしておいて簡単な雨具を準備したほうがいいでしょう。お酒を飲んで体温が上がったあと、雨に濡れて急激に体温が下がると風邪などの体調不良の原因になります。
7.ウェットティッシュは必需品

屋内の飲み屋などに比べれば、手を洗う場所があまり充実していないのは当たり前。暑い時期でもあるし、おつまみなどを手で直接食べるケースの多いビアガーデンでは特に食中毒には気を付けましょう。そのため除菌できるウェットティッシュは必須アイテムです。手も拭けるし、テーブルも除菌できますからね。
さらにコンビニの袋を何枚か用意しておきましょう。食べ物のごみが出た場合は、一時的にコンビニ袋に入れておけばテーブルは汚れません。神経質なようですが、高温多湿な状態で雑菌は爆発的に増殖します。こまめに清潔さを保つことが食中毒予防の第一歩です。
8.日焼け止めグッズも用意しておくべき

「1.」でも書きましたが、午後から長時間ビアガーデンにいる場合、家を出るときにしたスキンケアだけではほとんどまかなえません。汗や皮脂で流れてしまいます。ですから日焼け止めクリーム各種に加え、パラソルや屋根のある場所を確保できなかった場合に備えて帽子なども用意しておきましょう。日焼け対策だけじゃなく、飲酒中に直射日光を浴びすぎるとのぼせて危険です。
以上、“ビアガーデンを心ゆくまで楽しむコツ”準備編でした!