1.カラオケでの失敗を項目に分けると

老若男女問わず人気のある、カラオケ。繁華街ならとにかくどこにでも店舗があり、値段もそう高くならず、お手軽。で盛り上がる。そして、盛り上がらなくてもストレス解消になる。いいこと尽くめのカラオケですが、もちろんデメリットを感じる人や、「今日は失敗しちゃったな。。。」と感じている人、またはカラオケの会を通じて嫌われた人だっていることは事実。そんなデメリット、または失敗を項目ごとにわけると、
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・カラオケが苦手な人がやってしまいがちなこと
・カラオケで盛り上がりすぎてやってしまったこと
・自分勝手が過ぎてやってしまったこと
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といった感じになるのではないでしょうか。
では以下からは、それらの項目を事例ごとに詳しく追っていきましょう。
2.カラオケが苦手な人がやってしまいがちなこと

・「そもそも邦楽をあまり聴かなくて歌える歌が少ないので、選曲に時間がすごくとられた(22歳/女性)」
音楽が特に好きだという方の中には、邦楽のヒットソングに詳しくないという方も多くいます。そして歌うのは苦手でも、会の雰囲気やおしゃべりすることは好き、という方だっていらっしゃいます。とはいえカラオケの会でそういった姿勢を貫くのもどうかと思うので、2~3曲は歌える歌を持っておくのもいいかもしれません。
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・「歌わなくてもいいと言われて来たのに、一旦参加すると『歌え』としつこく言われた。音痴なので歌いたくない、と固辞すると空気が悪くなった(25歳/女性)」
最近は歌いたくないと言っている人にマイクを強く進めることを“カラオケハラスメント(カラハラ)”と呼びます。でもそういったことを知らずにしつこく迫る人はやはりいますので、幹事さんに前もって断っておくか、やはり最初から参加せずに逃げるほうが無難でしょうね。
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・「演歌や古い歌謡曲が好きで、それしか歌えないのでなんとなく断っていたのだが結局それを歌うことになった。結局予想通り微妙な空気になってしまった(30歳/男性)」
色々な世代の名曲を知ることができるのもカラオケの魅力であるはずですが、やはり“盛り上がる”ことが優先的に求められるので、世代を超えた有名な曲を何曲か知っておけば難を乗り切れるのかもしれませんね。
3.カラオケで盛り上がりすぎてやってしまったこと

・「楽しくなりすぎて曲を連続して入れ過ぎてしまい、周囲の空気を明らかに悪くしてしまった(22歳/男性)」
カラオケが好きな人は誰だって自分が歌いたいし、自分の歌を聴いてほしいものです。楽しいのはいいことですが、没頭しすぎて雰囲気を壊してしまわないように注意しましょう。
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・「自分が歌っているわけでもないのに、一本のマイクをずっと離さない人がいました。『マイク貸して』って声をかけると『ああ、忘れてた……』みたいな感じで手放すんだけど……(27歳/女性)」
カラオケボックスではだいたい一部屋に二本のマイクが常設されていますね。ですので、一人がマイクを手放さないともう一本のマイクで他のメンバーたちが歌い続けることになります。これも没頭しすぎた人がやってしまいがちな行動でしょう。
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・「久しぶりに集まったメンバーとの会話が楽しくて、歌そっちのけでガンガン話しまくってしまった。歌っている人は歌も伴奏も聞こえづらくなってしまったようで、マイクを使って『うるさい!!』って怒鳴られてしまった(31歳/男性)」
話したくなる気持ちはわかりますが、カラオケに来ている人は歌いたくて来ている人です。音が聞こえずらくなるほどのボリュームで話すのは控えたいものです。
4.自分勝手が過ぎてやってしまったこと

・「メンバーの中に盛り上げ担当みたいな人がいて、面白いと思って歌の途中で演奏停止ボタンを押したりしていた。これが何度も続いて、本人は気づいていなかったけど結構空気は悪くなっていた(21歳/)女性」
自分が歌っている曲を途中で止めるのならまだわかりますが、人が歌っている曲を止めるのは論外ですね。これが許されるのはごくごく身内の集まりのみでしょう。
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・「人が歌っている時にやたらヤジを飛ばしているヤツがいた。酔っぱらってのことだけど、あれはすごく感じ悪い。すっかり盛り下がってしまった(28歳/男性)」
これを盛り上げの一環だと勘違いしての行動でしょうが、ごくごく少人数の気心しれた関係でしか成立しないユーモアでしょう。こういうことをやり続けていると、今後会に呼んでもらえなくなるかもしれません。
5.まとめ

いかがでしたか。
二次会カラオケは楽しいものですが、参加しているメンバーのほんのちょっとの気配りの欠如や行動の身勝手さで大いに雰囲気を壊してしまうこともあります。周囲の人のことも考えながら、大人としての行動に気を付けましょう。