お酒が好きじゃない、お酒が飲めない、酔っ払いの相手をするのがイヤ、拘束時間が長い、説教をされる、愚痴られる…
そういった様々な理由から、会社での飲み会を自然と敬遠する人は多く存在します。幹事として、というよりは同じチームの人間としてそれらの人たちとどう関わるか。
このページではその辺りの方法と考え方についてまとめました。
1.あえてガッツリ話しかけて絡んでみる
2.できるだけ離れた席に着く
さりげなく離れた席に着く。ある意味でこれが最善の策からもしれません。
近くに座ってしまうと、誰かが余計な気を回すことでコミュニケーションを取らざるを得なくなる、ということもあります。
例えば、斜め向かいくらいに座っているのに一切口をきかない、なんて変ですよね?いかにも不自然ですし、周りが変に気を遣って空気が悪くなってしまいます。
それを避けるには、さりげなく離れた席に着くことが最適です。ポイントは、向かい側の列ではなく、同じ列に離れて座ることです。向かい合わせに座ってしまうとどうしても視界に入ってしまいますから。
その点、同じ列なら間に二人三人ほど挟めば、完全に遮断することができます。
言葉を交わす必要もありません。変な空気になってしまうことも防げます
3.気にせずに飲食に集中する
苦手と思ってしまうとより意識してしまう。
それが人情というものでしょう。99%の人が好きでも、残り1%の人が嫌いなだけでもう会自体が楽しくないものになってしまいかねません。
せっかく会費を払って参加する飲み会、そんな気持ちでいるのってもったいないですよね。
ですからそこはもう割り切って、その人のことはできるだけ気にせずに飲食に集中しましょう。
美味しいお酒とお料理を楽しみに来た。そう思いこむよう気持ちを切り替えるのです。
苦手な人と目が合ったら、軽く微笑んで会釈する。これがコツです。過剰に無視してやろう、なんて思ったら返って意識してしまいます。自分の心理的にも、後味の悪いものを残すでしょう。
無理に会話する必要はありませんが、軽く微笑むと場の雰囲気も乱しませんし、何より自分が卑屈にならなくてすみます。
その場の雰囲気に溶け込み、積極的に楽しむことができれば有意義な時間を過ごせるはずです。
4.それでも嫌なら欠席する
それらの対処法をもってしても、どうしても同じ飲み会に参加したくない!というレベルである場合は、もう思い切って欠席してしまうという選択肢もあります。
それくらい苦手なら、どうあっても会を楽しむことなど不可能でしょう。いくら社会人とはいえ、そこまで無理して嫌な時間を過ごすことはありません。
会社での飲み会を、そこまで我慢して参加すべきものと捉える必要もありません。
5.飲み会が嫌いなのは若い世代
飲み会が嫌いなのは若い世代が圧倒的でしょう。
理由はいわずもがなですね。
ある程度年長組になれば、若手が段取りも全部やってくれる。ある程度気を配ってくれる。若手に説教ができる(笑)。
もちろん自分も、そうやって若手時代を過ごしたからこそ、相手に求めてしまう気持ちもわからなくもありません。
飲み会に対する考え方は、どうやってもジェネレーションギャップが生まれる者なのです。若い世代に色々と求めてしまう気持ちもしょうがないですが、彼らが年上との飲み会を楽しむための気配りを、大人としてやってあげるというのも時にはアリなんじゃないでしょうか。