社会人になって一年目・または二年目の新卒さんって、実は会社にも社会にも慣れていないにも関わらず、歓送迎会などの幹事を任されてしまいがちなんですよね。
そんな新卒幹事さんに向けて、飲み会にこなれていない皆さんが思わずやってしまった失敗についてまとめてみました。
これから日本を背負って立つ皆さんがこのページを見て、「こんな失敗やったのは俺だけじゃなかったんだ……!」なんてちょっとホッとしてくれたら幸いです。
1.お偉いさんのアレルギーを知らなった

「今思えば、社内にオールメールしている時点で、知っている誰かが教えてくれればよかったことなんですけどね……。
社長が重度のカニアレルギー、次長が魚介類全般のアレルギーということを知らず、エビカニフルコースのお店を予約しちゃったんですよ。だからといって社長も次長も怒った、とかじゃないんですが、『今夜は無礼講で行こう!』っておっしゃってくれているお二人に申し訳なくて。
ニコニコしながら、みんなが酌してくれているのを受けているんだけれど、お料理にはほとんど手を付けていなくて。ほんとにサラダとご飯と突き出しくらいしか食べてらっしゃらなかったんじゃないかな。あれは本当に申し訳なかったですね。
たしかに事細かに全員のアレルギーなんて調べるのは面倒だし、現実的でもないけど、取締役メンバーのことくらいは調べておくべきでしたね。今ではいい教訓です」/30歳・男性 システムエンジニア
2.鳥インフルエンザが流行している時に鶏料理屋を予約した

「昔、歓迎会の幹事を任された時に、予約が取れないことで有名な鶏料理屋を押さえたんですよ。僕自身もそのお店で一度食べてみたかったんで楽しみにしていました。
でもその歓迎会の3日前、というくらいのタイミングで鳥インフルエンザが大流行して。もちろんお店にも連絡して聞きました。そしたら『当店は厳正な管理体制をしいているところから仕入れているので大丈夫です』という返事だったんですよ。
僕も忙しかったし、金曜日だったということもあって今さら他のお店を予約できそうもなかったんです。だからそのままそのお店で敢行する、ということを参加者全員に伝えたんですね。
でも会が始まってみたら、なんと半分くらいが不参加だったんです。義理で参加してくれた人も、料理にはあまり手を付けていなくて。参加した人にもお店の人にも申し訳なかったですね。
この場合は、予約をした後に鳥インフルエンザが流行ったのでどうしようもなかったですが、今後はその時問題になっている食材は外してもらうよう、お店の人にしっかり確認をとろうと思いました」34歳・男性 営業
3.単純にお料理がイマイチだった

4.会の雰囲気とお店の雰囲気があっていない

「大きな仕事終わりのお疲れ会みたいなのを部署のメンバー10人でやろうという話になって、僕が幹事をやったんです。で、スペインバルみたいな料理屋を予約しました。
そしたらそこが、料理とお酒は良かったんですが、その日はずーっとフラメンコの生演奏があったんですね。他のお客さんは常連さんが多いのか慣れているのか、拍手喝采で大盛り上がりなんですが……僕たち10人は大プロジェクトの納品が終わったばかりで疲労困憊。正直、うるさくてたまりませんでした(笑)。
もちろんお店が悪いわけじゃなく、そんなタイミングでそんなお店を選んだ僕が悪いんです。タイミングとメンバーって、幹事が絶対におさえておかないとダメですよね」 26歳・男性 アパレル
5.思ったより店が狭かった
「社会人になってすぐの頃に宴会の幹事をしました。営業部内の人数は20人くらいなんですが、宴会への参加者は10人くらいだったので、僕は10人くらいは余裕で入るくらいのお店を貸し切り予約したんです。
そしたら当日、ほぼ会が始まるくらいのタイミングでどんどん人数が増えてきて、最終的には結局20人くらいになっちゃいました。お店もギッチギチになってしまい、お店の人にも参加者にも気を使われてさんざんでした。
直前での人数変更に対応できるよう考えることも大事ですよね」 29歳・男性 営業