年の瀬が近づいてくると増えてくるのが忘年会。
一年の労をねぎらう場所として、また一年のウサを晴らす場所として多くの企業で執り行われていますよね。
しかしいくら労をねぎらうといってもウサを晴らすといっても、新卒諸君や新人諸君にとって忘年会での立ち居振る舞いはとても気を配らなくてはならないもの。変にゴマをする必要はなくても、先輩や上司に気持ちよくお酒を飲んでもらうような場を作るのも新人のみなさんの「社会人としての」仕事の一つです。
そこで今回は、来たる忘年会シーズンに向けて若手社員が覚えておくべき宴会マナーを振り返っておきましょう。
1.座る席に注意する
まずは、次のことを念頭に置いておきましょう。
(1)宴会が始まる時間より先に会場に着いておく
(2)席に着く場所には気を付ける。宴席の中央、お誕生日席、
上座などに座らないように
(3)後から到着した目上の方を、上座に座ってもらうよう誘導する
では、なぜ若手が上座ではなく下座に着くか。
それは大勢の人が飲食するこのような宴会では、どうしても追加オーダーをするために店員さんを呼んだり、会計を済ませるなどの動きが必要になるからです。
別に新人が下座に着くという明確な決まりはありませんが、雑務を若手がこなすというのは社会の暗黙のルールというもの。ですので若手が下座や出入り口の付近に座っていれば、他の先輩や上司などに対して失礼がない、とされています。
2.先輩・上司が着席してから自分も席に着く
3.お酌の仕方いろいろ(ビール・日本酒)
忘年会が始まるとともに、そこかしこでお酌の嵐です。
新人は先輩や上司にお酌をするために動き回る必要があります。そこで覚えておきたいのは、お酒の種類によってお酌のマナーが異なる、ということです。
ここでは、忘年会などで良く飲まれているお酒、ビール・日本酒・ワインのお酌の仕方を紹介します。
・ビールの場合……
お酌をすることの最も多いお酒であるビールの場合は、まず右手でビンの底を持ちます。
この時、ビンの銘柄が書かれたラベルが上を向くようにします。
次に左手で注ぎ口を支え、注ぎ口がグラスに触れないよう保持しながらゆっくりと注ぎます。
勢いよく注いで泡だらけにするのはNGです。
・日本酒の場合……
お銚子の真ん中あたりを右手で持ちます。左手は添える程度で。
この際、お猪口をテーブルに置いた状態での「置き注ぎ」は失礼にあたりますので、必ず「おひとつどうぞ」と一声添えて、お猪口を差し出されてから注ぐよう気を付けましょう。
忘年会が始まるとともに、そこかしこでお酌の嵐です。
新人は先輩や上司にお酌をするために動き回る必要があります。そこで覚えておきたいのは、お酒の種類によってお酌のマナーが異なる、ということです。
ここでは、忘年会などで良く飲まれているお酒、ビール・日本酒・ワインのお酌の仕方を紹介します。
・ビールの場合……
お酌をすることの最も多いお酒であるビールの場合は、まず右手でビンの底を持ちます。
この時、ビンの銘柄が書かれたラベルが上を向くようにします。
次に左手で注ぎ口を支え、注ぎ口がグラスに触れないよう保持しながらゆっくりと注ぎます。
勢いよく注いで泡だらけにするのはNGです。
・日本酒の場合……
お銚子の真ん中あたりを右手で持ちます。左手は添える程度で。
この際、お猪口をテーブルに置いた状態での「置き注ぎ」は失礼にあたりますので、必ず「おひとつどうぞ」と一声添えて、お猪口を差し出されてから注ぐよう気を付けましょう。
4.お酌の仕方いろいろ(ワイン)
5.適量以上のお酒を勧められても
先輩のお酌をしていれば、自分もお酒を勧められます。
ここで大事なのは、自分の適量を知ること。
断りにくくても「本当にお酒強くなくて……」と謝りながらしっかりと断りましょう。勧められたお酒を飲むことも大事ですが、それ以上に大事なのは節度を持って会に参加すること。
勧められるまま飲んでベロベロに酔って周りに迷惑をかけていたのでは、宴会マナーもなにもあったもんじゃありません。下手したら社会人失格の烙印を押されます。
もし先輩社員が「今夜は無礼講で行こう!」といっても、ある程度それは建前と思って割り切り、抑えておきたいポイントはしっかりと抑え、「できる人間」というイメージを植え付けるようにがんばりましょう!