1.話しやすい雰囲気を作るために
同窓会といえば思い出話に花が咲き、同級生とくだらない話をしているだけでも場が盛り上がるものです。ただ、そうだからといってどんなお店でも良いわけではありません。たとえば想像してみてください。格式高い料亭の個室で、何度も仲居さんが料理を一品ずつ運んでくる…極端な例ですが、これでは同窓会らしい馬鹿話で盛り上がることもできないはずです。
そこで、話しやすい雰囲気のお店を選ぶという視点でみれば、吹き抜けで開放感のあるホールがあり、隣の席とはほどよく距離が離れていて、大皿で料理を頼めて、あちらこちらで盛り上がっているグループもいる…こういう場所なら同窓会も盛り上がりやすいと思いませんか?要は、参加者にこのお店なら盛り上がっても他の人に迷惑な顔をされないだろうと思わせるお店がベストということです。この基準で考えれば、きっと話しやすい雰囲気を作ることのできるお店を選ぶことができるでしょう。
2.気軽に参加してもらうために
同窓会の幹事さんとして一番の悩みは参加者が少ないことだと思います。同級生の中には休日も仕事の人や夜勤の多い人、遠い場所に住んでいる人などもいるでしょう。そんな方々はなかなか同窓会に参加しづらいかもしれません。
そこで、参加者を増やすための視点でお店選びを考えてみると、短い時間でも顔を出してもらえるよう2時間以上いても追い出されないような混み合っていないお店、どのタイミングでお店に着いても良いようにコースではなくアラカルト料理も豊富なお店、駅から歩いて数分のお店がベストです。こうした視点でお店選びをすれば、普段より同窓会に参加してくれる人がもしかしたら増えるかもしれません。
3.久しぶりの同窓会を楽しんでもらうために
たとえば上記のような基準でお店を選んだとしても、前回と同じお店や似た雰囲気のお店では参加者も飽きてしまったり、どうせ次回も同じような感じかなと思われてしまって次回以降の参加人数が減ってしまう可能性があります。数年に一度の同窓会ですから、どうせなら毎回気分を一新できるような環境で開催したいですよね?
そのためには、前回とは異なったテーマのお店を選んで、今年はこんなお店だから次回はどんな感じのお店になるんだろうと期待感を持たせることが必要です。難しいように感じられるかもしれませんが、たとえば前回が和食なら今回はフレンチやイタリアン、前回が海鮮系なら今回はお肉メインといったように料理のジャンルを変えるだけでもこれに当てはまるかと思います。または最近流行のコンセプト居酒屋のような場所も良いかもしれません。参加者が同窓会に期待して参加してくれるようなお店を探してみるのも楽しめるポイントです。
4.まとめ
同窓会での一番の目的は同級生との会話だと思います。そこに着目してお店選びをすれば、まずお店選びで失敗するなんていうことはありません。どんな雰囲気であれば会話が盛り上がるか、盛り上がるためには参加人数も増やしたい、参加人数が増えたら次回も来てもらいたい、期待してほしい…そういう気持ちを持って同窓会のお店を選ぶことで、きっと参加者も楽しい同窓会だったと幹事のあなたに感謝することでしょう。是非お試しください。