旅行幹事さんはご注意を!!2月のアジア旅行では、旧正月をお忘れなく!!

旅行幹事さんはご注意を!!2月のアジア旅行では、旧正月をお忘れなく!!

12月〜2月の寒い時期、旅行に行くなら断然、暖かいところを選びたくなりますよね。パッケージ旅行などもオフシーズンとなり、安く海外旅行に行きたいと考えている方には、冬のアジア旅行がオススメです♪


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特に、長い春休みが始まる大学生には、もってこいではないでしょうか??
その際、忘れてはならないのが、『旧正月』です!!!中国大陸・香港・台灣・韓国・ベトナムなどの中華圏には、お正月が2つ存在します。1つは、日本でも馴染みのグレゴリオ暦(新暦)の正月(1月1日)です。そしてもう一つが旧正月です。1月下旬から2月下旬あたりの中で、毎年日付が変動します。例えば、2019年は2月5日、2020年は1月25日になる予定です。最も大切な祝祭日の一つとして、新暦の正月よりも盛大に行われます。中国語で“春節”、朝鮮語で“ソルラル”、ベトナム語では“テト”と呼ばれています。

なお、シンガポールやマレーシア、インドネシア、ミャンマーなど、華人(中国系住民)の多い東南アジア諸国でも同様に、旧正月中は、チャイニーズカラーとも言うべき赤と金色の華やかな飾り付けで街中が彩られます。旧正月前後の3日から1週間ほどの間は、観光地やレストランが閉じていたり、営業時間が変則的であったりします。旅の目的やメンバーによっては、旧正月の時期とずらした日程で旅行に行かれることをお勧めします。
旧正月は、日本では馴染みのない祝祭です。せっかくの機会なので、旧正月の雰囲気を味わいに行きたいという方は、ぜひ情報収集を念入りに行ってからお出かけください。

(1) 新年を祝う打ち上げ花火開催

爆竹の音や炎が悪霊を遠ざけるとして、中華圏では、昔から爆竹を鳴らして新年を祝う風習があります。しかし、大気汚染の深刻化や火災の多さから、中国の首都・北京や、ベトナムの首都・ハノイでは、爆竹が禁止されるようになりました。その代わりに、各地で花火が打ち上がります。中華圏ならでは!の熱気や賑わいに触れるのも良いのではないでしょうか。
なお、旧正月の休暇中は、観光地で利用できるタクシーが不足し、往路・帰路の移動の確保が難しくなります。夜中でもあるので、身の安全とぼったくりやひったくりにご注意ください。

(2) リゾートホテルでの滞在

旧正月当日は、地元民の初詣でにぎわう寺社仏閣を除き、個人経営のお店がは、ほぼ閉まっていると言っても過言ではありません。とことん、ラグジュアリーホテルでの滞在を満喫するというのも一興ではないでしょうか??ホテルによっては、花火を眺めながらのカウントダウンパーティや飲茶を愉しむ新年のランチやディナーの企画もあるようです。

(3) ぶらぶら街中散策

コンビニやスーパーすら閉まっている旧正月期間ですが、各土地の旧正月らしい風景を探しに出かけるというのはいかがでしょうか??
干支の動物をかたどったデコレーションに縁起物・金貨をモチーフにした飾りがそこかしこと吊られています。また、遠くから銅鐸や笛の音が聞こえてきたら、中華圏定番のライオンダンスやドラゴンダンスのパフォーマンスを見ることが出来るかもしれません。日本の獅子舞よりも派手で、見応えがあります。

さらに、このような中華圏ならではの華やぎに、各地の文化や特色が加わります。この時期は、チャイナドレスやアオザイ、韓服など、各国の伝統衣装で正装した地元の方を見かけることも多くなります。

ベトナム観光といえば、昔ながらの街並みが残ったハノイと、おしゃれなショッピングが楽しめるホーチミンが人気です。観光地化されたホーチミンの方が、旧正月期間も早くからお土産屋さんが開いています。ハノイは、出稼ぎに来た人が故郷に帰っているので閑散としています。ホーチミンではホアマイという黄色い花が、ハノイでは桃の花と金柑の木がお正月には欠かせません。旧正月前のハノイ市内ではオートバイやトラックに、これらの大きな鉢植えを載せて走る風景がここかしこで見られます。

シンガポールでも旧正月の2日間は、閉店しているお店が多くなります。ファーストフードを中心としたチェーン店は開いており、ベトナムよりは、ホッとできるかもしれません。シンガポールのチャイナタウンでは、より大掛かりなデコレーションがなされています。また、シンガポール国立博物館やナショナルミュージアムに無料で入ることができます。物価が高いシンガポールでは、ありがたいですね。

いかがでしたでしょうか??
旧正月は、日本人が思っている以上に大切な祝日です。その土地ならでは美味しいものを食べたいと思うと、個人経営のお店が軒並み閉店しており、お店探しが難しくなります。移動手段も少なくなり、不便なことも多くなるかもしれません。しかし、2月に“ Happy new year!!”の挨拶を交わす不思議な体験は、印象深い思い出になることでしょう。

珍しい体験をしたいという方は、ぜひ旧正月中のアジア旅行を是非ご検討ください!!

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