映画ファンでもそうでなくても、取りあえずある程度盛り上がってくれるDVD鑑賞会。しっとりした映画もキュンとくる映画もいいですが、たくさんの仲間とワイワイ言いながら観るのならやっぱりエンタメ要素が強くないと!
そこで今回は男女問わず、仲間と大いに盛り上がれる映画をまとめました。シリーズものが多いので、半日かけてイッキ見大会とかでもいいかもしれません。
1.バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ
シリーズ知らなくても楽しめる度:★★★☆☆
平凡な大学生マーティは、仲の良い変人科学者ドクの発明したタイムマシンで30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。しかし現代に帰る方法がわからない。
そうこうしているうちに、1955年の若かりし頃の実母が自分に惚れてしまう。大変だ。何とかして父親と母親をくっつけなければ、自分という存在がこの世から消えてしまう……!
というのがシリーズ第一作目のあらすじ。
言わずもがな、エンタテイメント映画といえばコレは絶対に外せないでしょう。話のテンポもよく、合間合間に挟まれたギャグも秀逸で、ぐいぐいストーリーとキャラクターにのめりこんでいってしまいます。
そしてシリーズを1、2、3と観進めてゆけば、主人公マーティがどんどん大人として精神的に成長してゆくさまも観ることができます。
基本的にどのシリーズも面白いですが、キャラクターの相関図をよく理解した方が面白いので1、2、3の順で観るのが正解ですね。
2.スターウォーズシリーズ
シリーズ知らなくても楽しめる度:★★★☆☆
「スターウォーズサーガ」とも呼ばれる一大叙事詩で、シリーズは9本あります(9本目は2019年公開予定)。
スピンオフなどもたくさん作られていますが、紹介しはじめるとキリがないので、ここではこの9本をご紹介しましょう。
この9本は、
・旧三部作……エピソード4、5、6
・新三部作……エピソード1、2、3
・続三部作……エピソード7、8、9
というシリーズ構成になっています。
物語の時系列で言うとエピソード1→9の順番なので、公開順で言うとつまり「現在(旧三部作)→過去(新三部作)→現在(続三部作)」となりますね。ややこしいですね。
まあそんなことはさておきストーリーは、銀河を支配せんとする悪〈帝国側〉と、銀河を守らんとする正義〈ジェダイ側〉の、何世紀にもわたってのキャラクターも移り変わりながらの壮大な戦いの物語です。
ま、大雑把にいえばそんな感じです。
ただキャラクターが多く、それぞれに思惑や複雑な感情を持つので、そこに感情移入しながら観るとなおハラハラします。
3.ミッション・インポッシブルシリーズ
シリーズ知らなくても楽しめる度:★★★★★
シリーズは現在5作出ていますが、基本的なストーリーラインは敏腕スパイ・イーサンが、毎回なんじゃかんじゃ「絶対に達成不可能と思われるミッション」を可能にする、というもの。
これこそ、シリーズどっから見ても楽しめる映画ですね。
この映画、特筆すべきはノースタントってところです。毎回毎回ヤバいです。トム・クルーズ扮するイーサン、ビルからビルに飛び移るわ、ヘリからは飛び降りるわ、離陸する飛行機には掴まるわ。
打撲で済んだらラッキー、骨折で済んでもめっけもん、くらいのハードなスタントをトムは自分でやっちゃいます。
そこを観るだけでも十分楽しめちゃうシリーズです。
4.インディ・ジョーンズシリーズ
シリーズ知らなくても楽しめる度:★★★★★
冒険活劇の代名詞的傑作シリーズです。
イーサンが不可能を可能にするスパイなら、インディは考古学のためなら命を惜しまない学者(でも大抵お宝は取り逃がす)です。
毎シリーズ、古代文献とかに残された伝説のお宝をターゲットにし、だいたいドイツ軍や第三者機関と三つ巴とかの奪い合いに展開してゆきます。
これが毎回スリリング。手に汗握る、オイシイ見せ場とアクションの畳みかけ。そして結局、お宝は手に入れられないものの、観終わった後に「ああ、冒険ってすばらしいなあ」という爽快な気持ちにさせてくれる映画です。
現在シリーズは5作あって、第6作目は2019年公開予定になっています。
5.ターミネーターシリーズ
シリーズ知らなくても楽しめる度:★★★★☆
超高性能AI「スカイネット」はある日自我に目覚め、世界のためにもっとも必要のない生物は人間である、と結論付けた。そしてスカイネットと人類の戦争が始まる。
しかし人類をなかなか攻略できないスカイネット、そこに優秀なリーダー「ジョン・コナー」がいるからだと知る。
優秀なジョン・コナーを殺すのは難しいことを悟ったスカイネットは、過去の世界へサイボーグ「ターミネーター」を送り込み、ジョンを出産する前の母・サラを抹殺しようと試みるが……。
というところが物語の骨子です。
これも映画シリーズは5作作られていますが、最も盛り上がるのは第1作目と第2作目でしょう。
ハラハラドキドキし、時にクスッと笑い、恐怖し、大いに感動し、最後は強い力をくれる。そんな映画です。アクションエンタテイメントではありますが、人として大切なことについて教えてくれるような映画でもある、と思います。