同僚との絆を深めるための会社行事。幹事に選ばれたあなたは、正直なところ面倒くさいなぁとお思いになるかもしれません。どうせどんなに必死に考えて会社行事を企画しても、社員同士が仲良くなるのは難しいし、みんながみんな楽しめるはずがないと。確かにそうかもしれません。一般的な会社であれば、10代後半から60代まで様々な方々が会社には在籍しています。さて、年齢も性別も異なる人たちに対して、一体どんなことをすれば良いのでしょうか。ここではそんな会社で少しでも同僚との絆を深めることが出来る会社行事をご紹介します。
1.まずは会社行事を催すことの意味を理解する
会社行事を催すことには様々な目的があります。どんな会社でも同じだと思いますが、最終的な目的は社員同士の絆を深め、その効果により会社の業績を伸ばすこと。そのことを前提に考えると毎回、ただただ普通に飲み会をするだけの会社行事では催す意味が全くありません。最終目的に出来るだけ近づけることができる会社行事を企画する必要があります。
2.次に社員同士、みんなで行えるイベントを考える
社員はみんな同じ会社で同じ目標に向かって日々、ストレスを抱えながらも共に頑張っている仲間です。そんな方々が会社行事に参加しようと考え、実際に参加してくれているのだから多少強引でも社員みんなで行えるイベントをひとつは企画しましょう。参加してくれている時点で、ひとりひとりが少しでも楽しみたいと思っているはずですから、誰かひとり、または特定のグループだけにスポットを当ててしまっては、その他の人が退屈してしまいます。その点を踏まえ、次の段階では実際にどんな会社行事が人気なのかをご紹介します。
3.では実際にどんな会社行事が人気なのか
企業規模によりますが、上述した社員みんなで行えるイベントを行っている会社はどんなことをしているのかをご紹介します。
・運動会
競技ごとに参加者を選出し、ひとりひとりが好きな種目に参加できるのが運動会。実際に競技をしている方も、それを見て応援している方もみんなが楽しめます。社員以外にも家族が呼べたりと交流の幅を広げることも。
・ボウリング大会
やったことがない人でもスポーツが苦手な人も気軽に参加できるのがボウリング大会。みんな平等に参加でき、自分が投げる順番ではないときは周囲の人とお話しできることも人気理由のひとつ。
・バーベキュー
アウトドアが嫌いという方もバーベキューをした経験はあるのではないでしょうか?目的が食事ということで、女性も年配の方も気軽に参加できるのがバーベキューの良いところです。誰かひとりにお願いするのではなく、みんなで食材を切って、焼いて、食べて、最後はみんなで後片付けすることで、一体感を感じることのできるイベントです。
4.まとめ
同僚との絆を深めるにはまずみんなで参加できる会社行事を企画しましょう。みんなで参加することで、同僚だけでなく上司や部下との絆も深まり、その結果として会社の業績にも繋げられるはずです。会社では見ることのできない、普段とは異なる同僚の一面を発見できるのも会社行事の良い面でもありますから、そういった面も引き出せるとさらに楽しめる会社行事になるかもしれません。会社行事の幹事を任されたということを重く捉えず、あなたなりの会社行事を思い切って企画してみてください。